田舎で空家で民泊を始めようと計画中です。
前回の記事は初期費用についてまとめたので、今日は運転費用(ランニングコスト)についてまとめたいと思います。
前回の記事はコチラ。
目次
1.民泊(ゲストハウス)の運転費用とは
運転資金とは、日々の営業でかかる費用のことで、別名、ランニングコストとも言われています。
たとえば、水道光熱費も運転資金ですし、消耗品費や人件費も運転資金です。
ただし、この運転資金の中でも、実は2種類の費用に分類することが出来るんです。
それは固定費と変動費です。
それぞれを簡単にまとめてみますね。
■固定費
毎月固定でかかる費用
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家賃
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水道光熱費
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人件費
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通信費
など
■変動費
客数によって比例する費用
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消耗品費(アメニティ)
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宿泊予約サイト手数料
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カード決済手数料
など
■その他費用
月々発生するわけではないけど、年間経費として掛かる経費
もしくは突発的に必要になる経費の予算計上
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税金(消費税・事業税・所得税など)
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消防設備点検費
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広告費
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設備維持費
など
これは案分して月々の固定費として計上しておいてもいいかもしれません。
2.民泊(ゲストハウス)の運転費用の注意点
地域差もありますが、一般的には旅館業の場合は繁忙期と閑散期というものが存在します。
売上が最大の月もあれば、壊滅的な月もあるはずです。
なので、売上を総ベット数の満床で計上するのはナンセンスだということを以前の記事でご紹介しました。
それに伴い、売り上げに比例して変動する変動費は、もちろん変動します。
問題は、固定費です。
固定費は、逆に変動しないので、売り上げが無い月でもしっかりかかってきます。
月々の売上予測や経費管理ももちろん大事なんですが、それとは別に、年間を通しての資金計画をしっかり行い、手元にある資金の管理(キャッシュフロー)も徹底して行うことをお勧めします。
3.民泊(ゲストハウス)での飲食の提供は必要か否か
逆に・・・
飲食の提供はしないのか、よく聞かれます。
いまのところ、飲食は提供しません❣
もちろん、飲食の提供をしてほしい客層が一定数いらっしゃることはわかります。
しかし、食品を扱うということは、食品のロスも発生するでしょう。
衛生的にも徹底して管理が必要になります。
初期費用もかなり上乗せになりますし、手間(労務費)も相当量増えます。
それだけの資金と労力を、回収して上回る売り上げを上げるのはとても難しいことのように感じます。
味自慢、腕自慢の飲食店さんでさえ、経営は大変だと聞きます。
片手間に飲食を提供しても、本業の飲食店と並ぶ売上は見込めませんし、お客様の満足度が上がるとは思えないです。
やみくもに飲食を提供して、宿の評判が下がるようでは本末転倒です。
それよりも、コンビニやスーパーや近隣の飲食店さんとの共存を考える方が現実的です。
これは立地や物件によっても変わってきますし、オーナーさんのスキルや考え方で変わってくるとは思いますので、正解も不正解もないとは思いますが、今回の計画では、
(いまのところ)飲食はやらない!
と、言い張っているところです😆
他の施設がやってるから、とか
一定数のニーズがあるから、とか
あいまいな理由で業務を拡大することはとてもキケンです⚡
売上と経費のバランスを常に考えて決定していきましょう❣
4.民泊(ゲストハウス)の閑散期の資金計画・施設運用計画
旅館業はどうしても繁忙期と閑散期が存在するため、売り上げの変動が大きいと予想できます。
ちなみにわたしの計画では月々の売上予測を立てていませんが、逆に、閑散期の売上は全くあてにせず、資金計画を立てています。
それくらい厳しい条件で計画を立て、それでも運営が成立するように気を使って立ち上げに向けて準備を進めています。
そして、タイトルの通り、閑散期の施設の運用や、宿泊事業以外の収入を得る方法をいくつか計画しています。
これはもう少し具体的になったら書きますね❣
5.まとめ
わたしが実際にゲストハウスを立ち上げるために考慮した内容を少しづつ文字にして残しておくのは、空き家を活用して、出来る限り小さく事業を立ち上げたい人のための一つの指標になりたいからです。
そして、そんな後進のみなさまのために、よき成功例となれるように頑張りたいです💕
すでに開業されている方から、なにかアドバイスが頂けるようでしたら、ぜひコメントをお願いします😊
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