白アリのインスタ投稿がプチバズリしているので、今日の主役は白アリに決定!
白蟻が嫌いな日本人はなぜか「白蟻の駆除はしない」謎にせまります?
目次
1.シロアリ怖いのにシロアリと暮らす?
シロアリはお家を食べつくす害虫です。
木造住宅が主流の日本で、このシロアリはあまりにも有名で、あまりにも恐れられています。
でも、シロアリの被害があるのはわかっていても、放置される方が意外と多いです。
すごく不思議なんですが、よほど床がふわふわして来たり、よほど壁や床に穴が開いてきたりしない限り、放置しているお家が珍しくありません。
シロアリは怖いと知りながら、シロアリとの共存を選ぶ。。。
正直、なぜなのかわたしにはその理由がわかりません。
知っていたら教えてください!
2.シロアリはなぜ発生するの?
シロアリの好物は木材と湿気です。
シロアリが発生する原因は、餌となる木材や紙類が豊富にあり、かつ、 湿気がこもりやすい間取りや建材の住宅は、シロアリが生息しやすい環境といえます。
とくに、タイルのお風呂のお家は必ずシロアリの被害があるものです。
タイルやコンクリートの隙間から水が染み込みやすく、北側に配置されることの多い水回りは日当たりも悪いことが多く、乾燥しきることが難しいので、湿気がたまりやすく、 シロアリが最も好む環境ができやすいんです。
現在ではお風呂やトイレにタイルを使うことが少なく、換気扇の性能も上がってきたので、昔ほど悪い環境の家は少ないですが、それでもやはりシロアリが発生することは少なくないです。
3.シロアリが出ない家はない
シロアリは、木材の他にも発泡スチロールやウレタン、断熱材などの人工物も食べます。木造ではない建物でも、シロアリが発生する可能性はあるんです。
床下にシロアリが入らないようにべた基礎をしてもかならずどこからか少しの隙間からでもシロアリは入り込めます。
完璧にシロアリを防ぐ方法はないんです。
では、シロアリと共に暮らすしかないのでしょうか?
いえ、やはり、駆除する必要があるんです。
シロアリが住み続けることは、直接的に家を傷めることに繋がるからです。
4.本当は怖くないシロアリ
シロアリが出ない家はありません。
怖いのは、それを放置することです。
シロアリが木材や建材に被害をもたらすことはみなさんご存知の通りです。
シロアリが発生しても、早期発見と早期対処で、被害は最小限で押さえられます。
人の体と同じです。
病は早期発見して、早期治療を行うことで、重症化しないで済むんです。
それが、なぜか我慢に我慢を重ね、何年もシロアリと共存をするために、住宅の大事な土台や柱を食べつくされたり、断熱材を食い散らかされて断熱性能が低下してしまったりするのです。
床のふわふわ位ならまだしも、土台や柱を食べられてしまうと、構造上強度がなくなり、程度によっては耐震性も低下します。致命的な場合は修繕も不可能になります。
すこし脅かしすぎましたが、早期発見、早期対策には、費用面でも大きな違いが出てきます。
風邪薬を飲んで治るのか、肺炎で入院するのかで、費用が大きく変わるのと同じです。
シロアリを見かけたら、すぐに対応することで、費用も最小で押さえられます!
5.シロアリにも種類がある
ひとことでシロアリと言っても、いくつか種類があります。
シロアリ退治の薬剤やスプレーなどが市販されていますが、それが、効くとは限らないのはそのためです。
シロアリの種類によって薬剤や駆除の方法が変わりますので、やはり、専門家にお願いしたほうが安心です。
シロアリ駆除は保証がついている業者がおすすめです。
保証期間内であれば何度でも無償で駆除を受けられるからです。
信頼できる業者さんにお願いして、お家の安全を守りましょう。
6.シロアリの見つけ方
・床が沈んだりフカフカしたりする場所を探す
・壁や柱を叩いて空洞音が聞こえるかを確認する
・フンが落ちている場所を探す
・庭木やウッドデッキ周辺を調査する
・壁面や基礎部分に蟻道がないか確認する
自分でもチェックできる項目を書き出してみました。
私が住む山形県鶴岡市では、5月~6月にかけて、シロアリが一斉に巣から旅立ちます。
壁の隙間や、床下の換気口の周辺に羽が大量に落ちていて気付くことも多いです。
よく観察すると、シロアリのサインは見つけにくいものではありません。
もしかして?
と思ったら、すぐに業者に調査を依頼しましょう。
ほとんどの業者さんは、調査は無料で行ってくれますのでご安心ください☺
7.シロアリの駆除と被害の補修
そして、駆除したら、シロアリの被害にあった木材は交換するべし!
シロアリが食べたということはシロアリの好む状態の木材だということ。
水分がこもりやすい位置なのかもしれないし、すでに繊維化していることも考えられる。
またシロアリが来るとしたら、やはり一番弱いところから住み着くだろう。
なので、シロアリが発生した場合は、シロアリの駆除と合わせて、損害の補修も同時に行うのがおすすめです。
8.まとめ
シロアリが怖いのは、放置した場合です。
シロアリが絶対来ない家は今のところありません。
早期発見、早期駆除をすることで、致命的な損害は防げますし、費用も最小限に抑えられます。
我慢して共存する理由はひとつもありません。
みなさんの大切な資産を守るために、ご自身の体と同じように、メンテナンスを行っていきましょう。