山形県庄内(鶴岡市・酒田市)での空き家再生・活用。補助金・節税のアドバイスをする空き家のお医者さん

空き家のお医者さんのSDGs-持続可能な家づくりとは

空き家のお医者さんのSDGs-持続可能な家づくりとは

持続可能な家づくり(SDGs)を探り、将来にわたって快適に住み続けるためのポイントを考えてみました。

1.代々住み継ぐ家づくりから、ショッピング感覚の家づくりへ

かつては先祖代々の家屋敷を守り、住み継いでいくことが正義だったわけですが、近年では核家族化が進み、利便性が高い地域に土地を買い、家を建てることがステイタスにもなっています。
家を購入する際には見栄えや価格が主要な要因になっており、メンテナンスよりもプチプラの住宅に買い替える方向性に代わってきていると感じます。

しかし、10年後、20年度の家族構成やライフスタイルの変化に合わせて柔軟に対応できるプランづくりという、持続可能な家づくりが重要だと空き家のお医者さんは考えています。

つまり、代々住み継ぐ家づくりから、ショッピング感覚の家づくりを経て、さらに、持続可能な家づくりへと変化する必要があるんです。

 

2.家電も住宅も使用期間10年で設計されている

10年たつと、おもしろいくらいに家電が次々に壊れていくと感じたことはないですか?

新築住宅あるあるなんですが、ちょうど引っ越してから10年程度で新築当時に一新した家電が次々に壊れていくというのです。
これは当然のことで、そもそも家電は10年しかもたない設計で、材料で作られているからなんです。

 

住宅も同じです。

住宅そのものの瑕疵保険も、10年の保障なんです。
10年以降は壊れても仕方がないと、保険機関も考えています。
たしかに、使い方や、立地、気象条件でも劣化の状況は変わってきますので、それ以上の保証期間にすることは難しいことは理解できます。

しかし、そもそも、使用している建材や住宅設備機器なども、10年以上利用できるようには設計されていないのも事実なんです。

 

ボイラーやエアコン、キッチンや洗面台など、10年たってないのに壊れたり、10年以上使っても何の問題も起こらない人もいるでしょう。でも、それはあくまでも”たまたま”です。どちらにしても”運”でしかないんですね。

 

メーカーではあまりにも頑丈で壊れないものを作ってしまうと、新しい商品が売れなくなりますから、10年というサイクルで買い替えてほしいという戦略は十分理解できます。そもそもあまりに頑丈なつくりや材料にこだわってしまうと、価格が高価になり、他メーカーに対抗できなくなるというデメリットもあります。

なので、そもそも、家電や住宅設備機器はその部品を10年間しか作らないと言われています。10年以上たっているものが壊れた場合は、部品がもう作られていないので、買い替えるしかない、という状況をあえて作り出しているのです。

というわけで、現代のハウスメーカーの戦略としては、高価な長持ちする家を売るよりも、10年問題なく住める安価な家づくりが主流になっている場合が多いといえます。

 

3.買い替えるよりもメンテナンス

古家を愛する空き家のお医者さんとしては、壊れたから買い替えるという、現代の家づくりは、(時代の流れであることを理解したうえで)時代の流れに添えていないと考えています。

タイトルにもある通り、持続可能な家づくり(SDGs)と言えないからです。
空き家のお医者さんは、10年たっても20年たっても50年たっても、メンテナンス次第で家の価値は無くならないと考えます。

 

国は木造の法定耐用年数を22年としています。
銀行の経済耐用年数も(たしか)24年くらいだったかと思います。

では、それを過ぎたら、その家に価値が無くなりますか?
逆に、20数年で家を建て替える人が、日本にどのくらいいると思いますか?
ほぼ、いないですよね?
この、新築住宅至上主義を作り出しているのは、国であり、銀行であると思っていて、私たち国民はこの洗脳に騙されてはいけないと思っているんです!

 

思想家めいてきましたが☺
私はただの建築家です笑

なので、わたしは古家には価値があるということをたくさんの方に知っていただきたいし、古家を守りたいという想いで、価値のある家づくりを提案しているんです。

 

4.空き家のお医者さんの「持続可能な家づくり」とは

■家族構成の変化に対応

家族構成は年を追うごとに変化します。子供が成長し、独立して家を出ることや、高齢の両親が同居することなど、家庭は常に変動しています。これらの変化に対応できる住宅は、将来の不安を軽減する重要な要素となります。柔軟な間取りや、将来的な増改築のしやすさを考慮した家づくりがSDGsです。

■高齢化による生活習慣の変化

自身の加齢に伴い、生活習慣や身体的な制約も変化します。段差のない住宅設計や、バリアフリーなアプローチは、高齢者が快適に生活できるようにするために不可欠です。これにより、自宅での生活を長く続けることができ、高齢化社会における負担を軽減できます。将来的なくらしやすさを考慮した家づくりがSDGsです。

■木造建築の持続可能性

木造の建物は、適切なメンテナンスを行えば何代にもわたって住み継ぐことができます。木材は自然環境にもやさしく、環境への負荷も低いため、持続可能な住まいといえます。法隆寺は1,600年もそこに建ち続けているではないですか。

■メンテナンスの重要性

現代の住宅は、使用期限のようなものがあり、定期的なメンテナンスが必要です。このメンテナンスを怠ると、必要以上に修繕費用が掛かってしまうんです。高額な修繕費用をかけるくらいなら建て替え。という気持ちになるのも頷けますが、結果、より高額な費用が掛かることは否めません。
適切なタイミングでメンテナンスを行うことで、将来的な修理費用を最小限に抑えることができます。古い家を建て替える前に、リノベーションやリフォームを検討することも重要です。

 

5.相見積もりではなく、セカンドオピニオンがおすすめ

競合する他社さんに相談する方法もありますが、その場合、当然、自社のサービスのほうをすすめてきますよね?

そこには利害関係が発生しているので仕方がないのです。

嘘とは言わないですが、競合他社さんを退けるために良くない面を押し出してくるでしょう。

それではどこに真実があるのか、判断するのはとても難しいです。

 

やはり、中立の立場で本当のことを言えるのは、「誘導しない」「斡旋しない」空き家のお医者さんしかいません!

■空き家のお医者さんのセカンドオピニオンがおすすめです。

・空き家のお医者さんは、自社の他のサービスに誘導しません。
・空き家のお医者さんは、他社のサービスを斡旋しません。
・空き家のお医者さんは、ご家族の豊かなくらしを応援しています。

 

 

6.まとめ

家づくりやリフォームの際、利害関係のない第三者のセカンドオピニオンは、ご家族の不安を取り除き、安心を与えてくれます。

なにより、空き家のお医者さんは、ご家族の納得の家づくりを応援しています🌈🌈🌈

 

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建築士の目線で
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古家を愛するファンとして❤🏠
そして、女性ならではの細やかな心遣いで🌸
所有者様の資産を守るお手伝いをしています。
空き家に関するご相談承っていますので、画面右下の+マークか、
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さくまさちこ

さくまさちこ

職人一家で生まれ育ち、自然と建築業界に身を置くようになってはや30年。
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
2級建築士
既存住宅状況調査技術者
住環境福祉コーディネーター2級
競売不動産取扱主任者
ヨガインストラクター
3つの国家資格と、その他の資格をいくつか持ち、 不動産に関する総合的な知識と経験を活かして、 お客様のお家のお困りごとをお伺いして、 資産を守るお手伝いをしています。

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