山形県庄内(鶴岡市・酒田市)での空き家再生・活用。補助金・節税のアドバイスをする空き家のお医者さん

はだかの王様が、遠くへ行きたくなった話

はだかの王様が、遠くへ行きたくなった話

「遠く」と言っても、物理的な「遠く」のお話ではありません。

「早くいきたければひとりで行け 遠くへ行きたければ仲間と行け」
アフリカ(?)のことわざが身に染みた話

前回の記事はこちら👇👇👇
遠くへ行きたくなった話

 

1.ただの”ことわざ”が腑に落ちた日

山形県鶴岡市に2024.07にオープンした、ゲストハウスわたうさぎ、なんとも慌ただしくオープンを迎えたお話は前回の記事のとおりです。

ぬるっとオープン予定だったものが、急遽、あわただしくオープンを迎えることになり、泡を食ったわけですが、この時、奇しくもこの「早くいきたければひとりで行け 遠くへ行きたければ仲間と行け」とい、うアフリカ(?)のことわざをなぜか思い出し、ふと、腑に落ちたのでした。

今日は、そのおはなしです。

 

2.人知れずオープンしたかった

わたしは、サラリーマンを卒業して丸一年、様々なチャレンジをしながら、ふわふわと生きています。

見る人から見たら、仕事をしているようには見えないかもしれませんし、
専門的な仕事をしていたサラリーマン時代を知っている人から見たら、ただただ落ちぶれたように見えるかもしれません。

時には、
「いまなにをやってるの?」
「なにがしたいの?」
と、追及を受けることもありますが、わたしにはその”問い”に対する”答え”の持ち合わせがありません。

なので、質問攻めされることに非常に敏感になっていますし、質問攻めしてくる人とは今はまだ理解しあえないのだろうと考えています。

正直わたしは、仕事など、なにをやってもいいと思っているのです。
犯罪や法に触れること以外は😆

やりたいこと、興味があることを、損失可能な範囲でいろいろと試している途中なのです。

これについては以前の記事に書いてますので、ぜひ!👇👇👇
将来の夢

この気持ち、まっとうに仕事をしている人にはなかなか伝わらなくて、もどかしいんですが、個人的には今が一番楽しいですし、一番幸せなのです。

ただ、この生き方は誰にでもできるわけではないと理解していますし、分かり合えない人がいることも十分理解しています。

なのでわたしは、人知れず新規事業をオープンしたかったのです。

 

3.誰もしらない

このタイトルではホラーに見えてしまいますが、ホラーではありません😁

この夏オープンした「ゲストハウスわたうさぎ」の開業について、わたしから直接相談したのは、たった3人です。

ビジネスにおいて、もっとも尊敬し、頼りにし、指針としてきた人たちです。

この3人は、なにを否定することなく、応援してくれると知っていましたし、よりうまくいく方法を一緒に考えてくれる力強い味方です。

それ以外にも、起業家仲間や、同じコミュニティに属して経営の勉強をしている仲間などにも力になってもらったりしています。

が、リアル友達やこれまでの仕事仲間、親兄弟、親族など、より近しい人ほど、この起業に関してはなにも知りません😓

「誰も知らない」
のです。

なぜ相談しなかったのか。
なぜオープンしたことを話さないのか。

それは、反対されるのも嫌ですし、それこそ”質問攻め”されるのが怖かったからです。

わたしにとっても初めての宿泊業は、右も左もわからない状況での起業です。
いまあるのは、”希望”と、”計画”のみ。
今後の見通しや、懸念事項など聞かれても、明確に応えられることなど何もないのです。

どうやったら収益がうまくまわるのか、どうやったら運営がスムーズにいくのか、明確な問題も明確な答えも今はありません。
問題が起こるたびに考えて、修正し続けていくものだと思うのです。
それがなかなか伝わらない😂

そんな人たちに関わる時間がもったいない!
とすら思っていて、とにかく「早く、スムーズに起業するため」に、身軽に始めることを選んだのです。

できるだけ、誰にも知られずに開業したかったのはこういうわけだったのです。

 

4.はだかの王様

ところが、今回のドタバタのオープン劇で、個の力の小ささを実感することになりました。

こんなに困っているのに、こんなに時間が足りないのに、助けを求められる人が全くいなかったのです。

身軽に始めることで、何もかも自分の思い通りにでき、誰を説得する必要もなく、自由にスピーディーに事が運べると考えた、過去の自分を悔やんだ瞬間でした😱

こんな時、仲間がいれば、力を貸してもらったり、知恵を貸してもらったり、物理的に手を貸してもらうこともできたかもしれません。

それが、全くできなかったわたしは、まんま、はだかの王様です😭

問題が発生して初めて、仲間のありがたみを知ることになったのです。

 

5.「早くいきたければひとりで行け 遠くへ行きたければ仲間と行け」

ここでようやく、冒頭のことわざにたどり着きます。
前から知っていたことわざですが、まったく腑に落ちていなかったものです。

めざすものの違いで、良し悪しは分かれるのかもしれませんが、これからの起業家にとって、このことわざは大きなカギになるようなきがしています。

SNSが普及して、個での発信や成功が出来るようになったからこそ、輪(和?)が大事になる局面も増えていくと思います。

うまく言えませんが、きっとそれぞれにいつか腑に落ちる日が来るのではないかと思います。

わたしもこれまではまったく意に介していませんでしたが、このことわざの行間に気づいた今、自分のビジネスの成功だけでなく、仲間とのビジネスにも目を向けていきたいと考えています。
仲間がいれば、もっと遠くに行けると実感したからです。

 

6.まとめ

長くなりましたのでそろそろ締めたいと思います。

今回のドタバタオープン劇をとおして、相談しあえる仲間、鼓舞し会える仲間、補い合える仲間づくりにも今後は力を入れていきたいと思わされました。

早く目的地にたどり着くことよりも、仲間とならもっと遠くに行くことができるかも、という可能性をじかに感じたからです。

効率重視だけではない。損得勘定だけでない、思いを同じくする仲間づくり、大切にしたいものです。

「遠く」とは

物理的な距離ではなく、かなえられる夢の大きさのお話でした😁

 

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さくまさちこ

さくまさちこ

職人一家で生まれ育ち、自然と建築業界に身を置くようになってはや30年。
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
2級建築士
既存住宅状況調査技術者
住環境福祉コーディネーター2級
競売不動産取扱主任者
ヨガインストラクター
3つの国家資格と、その他の資格をいくつか持ち、 不動産に関する総合的な知識と経験を活かして、 お客様のお家のお困りごとをお伺いして、 資産を守るお手伝いをしています。

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