今日は、サラリーマンにクローズアップし、不動産投資の魅力と具体的メリット、さらには節税効果や融資の受けやすさ、会社に副業がバレないためのテクニックまで、詳しくまとめたいと思います。
目次
1. サラリーマンが不動産投資に注目する理由
不動産投資は、単なる資産運用の手段に留まらず、将来的な経済的安定を目指すサラリーマンにとって魅力的で実現可能な選択肢です。
ただ、これまでは副業を禁止している企業が多く、不動産投資を始められる人が限定されていた経緯があります。
しかし、コロナや戦争などの不確定要素の発生で、いきなり働けなくなるリスク、景気変動のリスクが実はとても身近にあるということが実感できる出来事が起こりました。
現在では国が複数の収入源を確保することを推奨し始め、企業でも就業規則を見直し、副業を歓迎する企業が増えてきています。
複数の収入を得る仕組みを持っておくことで、予期せぬ経済リスクに個人で備える時代になってきたといえます。
こんな時代に、なにも対策しないのは、ナンセンスです。
そして、複数の収入のうちのひとつに不動産投資を選ばないのはもっとナンセンスなんです。
なぜなら、不動産は安心の実物資産だから。
不動産は、株式や仮想通貨と比べて価格変動が緩やかで、長期的な資産形成にとても優れているんです。
これらの理由から、サラリーマンが本業の安定収入を背景に、不動産投資に取り組むケースが増えていますし、これからますます増えていくと予想されます。
今やらないと、乗り遅れてしまうかもしれませんね。
2. サラリーマンに向いている不動産投資のメリット
不動産投資は、サラリーマンであることが強みになるんです!
サラリーマンという属性を活かして、資産形成や副収入を構築できる投資手法なんです。
なぜ、サラリーマンが不動産投資ではメリットとなるのかを解説します。
1. 定期的な給与収入
サラリーマンは毎月確実な給与が支給されるため、返済計画や資金繰りが立てやすく、金融機関からの融資審査では、個人事業主や経営者より有利なんです。
2. 信用力の高さと融資の受けやすさ
正社員としての安定した雇用形態は、長期にわたる安定した返済能力を裏付け、より大きな融資を受けるための強力な武器となります。
(正社員神話はもはや崩れ去っていますが、銀行の審査基準はいまだ正社員は神という設定のままなのです)
3. 長期的な資産形成とリスク分散
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所有する物件から得られる家賃収入による安定副収入
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立地や物件の状態により、将来的に資産価値が上昇する可能性があり、売却時の利益も期待できます。
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本業の収入に加えて不動産からの収入を得ることで、経済環境の変動リスクを分散し、安心感を高められます。
3. 節税効果〜課税所得圧縮による実質手取りアップ〜
不動産投資の大きなメリットのひとつは、節税効果です。サラリーマン大家さんが実際に享受できる節税メリットについて、解説します。
1. 減価償却による節税
減価償却費の計上:不動産購入時に発生する建物や設備の減価償却費は、現金支出がなくても経費として計上でき、課税所得を大幅に圧縮する効果があります。結果、所得税や住民税の負担が軽くなり、結果として手元に残る現金が増加します。
2. 各種経費の適切な計上
ローン利息、管理費、修繕費:物件運用に関わる費用は経費として計上可能です。これにより、不動産収入から発生する税金が低減され、全体の収益性が向上します。
4. 副業としての不動産投資の安全性と柔軟性
まだまだ多くの企業が副業に対して一定の規制を設けていますが、不動産投資はその特性上、それでもまだ取り組みやすい副業として認知されています。
ご自分のお勤め先がまだ副業禁止でも、絶対にできないと決めつけないでほしいです。
なぜなら、相続物件や、転勤などで自宅を賃貸する場合もあり、企業が介入しにくいケースがあるからです。
さらに、不動産投資の場合、本業の業務に支障をきたすリスクが低いです。基本的には不労所得ですので、労働力を持っていかれるということはないんですね。副業というよりは、単に”副収入”があるだけと捉えれば、定期預金や投資信託と何ら変わらないと言えなくもないのです。
そして、不動産投資は、複数の物件を組み合わせることでリスクを分散し、安定した収入源としての機能を高められます。サラリーマン収入との分散というだけでなく、不動産ごとにさらにリスクを分散できることも魅力の一つなんです。
さらに、長期的に保有することで、資産価値の向上や売却益も見込め、老後の資金計画に大きな影響があります。
もちろん、状況や資金に合わせて柔軟な戦略を立てる必要はありますが、サラリーマンをしながらサラリーマンの収入を超える収入を得ることも難しくないんです。
5. 会社にバレずに副収入を得るテクニック
でも、会社にバレるんじゃないの?
そう考える方もいらっしゃいますよね。
安心してください!
不動産投資で得た副収入が会社に知られないようにする方法があるんです。
それが、住民税の納付方法の変更です。
1. 住民税の納付方法の違い
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特別徴収 vs. 普通徴収
通常、サラリーマンの住民税は給与から天引き(特別徴収)されますが、これにより副収入が会社に知られる可能性があります。 -
普通徴収への変更
会社に納税額が知られなくするためには、確定申告時に「住民税・事業税に関する事項」で「自分で納付」を選択することで、住民税の支払いが自分自身で行われ、給与明細に反映されなくなります。
2. 注意すべきポイント
普通徴収に変更すると、各市区町村から送付される納付書に基づいて自分で納税手続きを行う必要があるため、納期限や金額の確認は必須です。手続き方法は自治体によって異なる場合があるため、ご自身で責任を持って確認し、支払う必要があります。滞納した場合はもちろん追徴課税が課されます。
6. 不動産投資を始めるためのステップガイド
不動産投資を成功させるためには、計画的な準備と段階的な実践が重要です。以下のステップに沿って、着実に投資を進めましょう。
ステップ1:資金計画と目的の明確化
あなたが不動産投資をしたい理由は何ですか?
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収入をふやして生活費の補填をしたい
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資産形成
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節税目的
など、理由は人それぞれ。
しかも、目的によって選ぶ物件が明確になっていきます。
次に、投資に充てる予算を決めましょう。
無理のない範囲で計画を立てることが大事です。
ステップ2:物件選びと市場調査
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エリア分析:現在の市場価格や家賃相場だけでなく、将来的な家賃相場や資産価値の上昇が見込めるエリアを選びましょう。
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物件状態の確認:中古物件の場合、リフォーム費用や修繕履歴もチェックし、総合的な資金計画をすることが大事です。
ステップ3:融資の申込みと資金調達
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必要書類の準備:給与明細、源泉徴収票、在籍証明など、融資審査に必要な書類を整えます。
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複数の金融機関の比較:金利、返済期間、手数料などを比較し、最適な融資条件をひきだします。
ステップ4:税務手続きと管理体制の確立
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減価償却の活用:税理士と相談しながら、最も効果的な減価償却計画を立てます。
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普通徴収への切替:住民税の納付方法を普通徴収に変更し、会社に副収入が知られないように手続きを進めます。
ステップ5:運用開始と定期的な見直し
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運用状況のチェック:家賃収入、経費、物件の状態を定期的に見直し、改善点を洗い出します。
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市場環境の変化に対応:周辺の市場動向を常に把握し、必要に応じたリスク管理や新たな投資戦略の検討を行います。
7. まとめ
サラリーマンと不動産投資がとても相性がいいということが伝わっていたら嬉しいです。
そして、正しい知識と計画的な戦略があれば、非常に安定した収入源になるということも知っていただけたのではないでしょうか?
単なる収入源というだけでなく、節税にも優れているため、不動産投資をやるメリットは多岐にわたります。
これから大家さんになる皆さんには、これからの不透明な経済環境に備えて安心・安定の物件選びをして欲しいと思っています。
今日の記事はここまで。
今後も有益な情報を記事にしていきたいと思います❣️
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