山形県庄内(鶴岡市・酒田市)での空き家再生・活用。補助金・節税のアドバイスをする空き家のお医者さん

「おウチ診断カルテ]新サービス❤

「おウチ診断カルテ]新サービス❤

お客様にアイデアを頂き、空き家のお医者さんの「おうち診断カルテ」を作ってみました。まずは第一号の事例をご紹介します!

1.現地調査の依頼

先日、シロアリの疑いがあるということで、あるお家に現地調査に伺いました。
結果として、シロアリは現在も生息していることが判明し、シロアリ駆除のお見積りを提出させていただくことになりました。

と、ここまでは通常の業務なのですが、その他にもいろいろ気になっていることがあるようで、あちこち見ながらいろんなお話をさせていただきました。

気になっているのはやはり、メンテナンスです。
お家を良い状態で保つために必要なことをアドバイスさせていただきました。

 

 

2.意外と知らない生活のコツ

今回の調査の結果、1F部分30坪の床下全域で蟻道が確認されました。
床下だけでなく、玄関の框は空洞になっている部分があったり、廊下の床がふわふわする部分があったり、その他にもあちこちにシロアリの痕跡が目に見える形で発見できました。
なかでも一番ひどかったのは居間の和室の床下でした。畳がひいてあるので一見気になりませんが、床下の状況から察すると下地のコンパネはもちろん、畳の裏側へもシロアリの被害がありそうでした。

一般的にシロアリは湿気を好むため、水回りに発生しやすいです。
とくに昔のタイル風呂にはほぼ間違いなくシロアリの痕跡がみつかります。

今回はすでに浴室はリフォーム済でしたし、おそらく浴室をリフォームした際に一度シロアリ駆除をされたそうです。

つまり、その後、シロアリが再び侵入し、さらにお家全体に生息するに至ったということです。

なぜ、こんなに被害が広がってしまったのでしょう?

考えられる要因の中で、生活習慣が大きくかかわる要素が「換気」です。

 

■湿気と換気

水回りではなく、居間の和室の床下の被害が一番ひどかったことから推察すると、居間での生活習慣でなにかしらの問題があることがわかります。

見回すと、灯油のファンヒーターが。

灯油のファンヒーターは、使えば使うほど揮発した灯油の水分が空気中に湿気として停滞してしまいます。
窓が結露する原因の一番は、このファンヒーターの灯油が原因なことが多いんです。
これを回避するためにはこまめな換気が必要です。
お伺いしたところ、換気はほとんどしたことがないそう。
寒さが厳しい東北の冬は、誰も窓を開けて換気なんでしたくないのは当然ですが、お家のメンテナンス的には良くありません。

さらに、なぜか洗濯物を居間に干す習慣があるそう。
これは、乾燥対策のために半ばわざとやっていたようですが、これも裏目に出ていたようです。
もともとこの土地は水田を埋め立てた、湿度は高めの地域。
わざわざ加湿する必要があったのか、謎です。

少なくとも、床下の湿度が全体的に高いことは間違いなく、さらに床上ではファンヒーターで加湿し、洗濯物でさらに加湿をしている状況だったようです。

この解決策として、私が提案したのは、下記の通り。

 

  1. 洗濯物を干すのは換気扇がある浴室か洗面所にする。
  2. 洗面所の換気扇を掃除するか、もしくは新しくして24時間換気として使用する。(新しい換気扇のほうがランニングコストが安いので交換がおすすめです)
  3. 居間と台所が隣り合わせとなっているので、ファンヒーターを使う際は、湿度調整のため、出かけるときにレンジフードを回す。(人がいるときに回すと寒いので、出かける時か寝るときがおすすめ)

 

とにかく、この3点を守ればある程度の湿度管理はできます。

あとは、普段あまり使用していないお部屋も、時々空気を動かしてあげる必要があります。
開けっ放しにしておいてもいいくらいですが、誇りになるので嫌がる方も多いです。
だとすれば、こまめに空気を入れ替えるアクションが必要です。

私は出かけるときはなるべく室内の戸を開放するようにしています。
人がいない間に換気が完了しているのでお勧めです!

 

 

3.ついでに

和室の天井には雨漏り跡。
その真上の屋根を点検すると・・・

屋根の棟瓦が2階の窓になんと数センチかぶっていました!

これでは屋根に雪が積もったときに完全に窓が結露し、水滴や雪解けの水もいくらでも壁内に入り放題です。
現在では考えられない施工ですが、以前は出来るだけ窓を大きく取ることに情熱を注いでいた時代があり、そのころの建物には多く見られる施工方法です。
これを改善するには窓を移動するか、窓を小さくする必要があるため、結構なリフォーム工事が必要になります。
しばらくは様子を見ようということになりました。
積雪があったときに速やかに雪をどけることで、雨漏りは極力回避することは可能でしょう。

完全に止めることはこのままでは難しいです。

画像

 

ついでなので屋根を見渡すと、瓦屋根の雪止めがあちこち外れたりずれたりしていました。
急を要するわけではないですが、近いうちに雪止めの点検と修繕をした方が良いでしょう。

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4.メンテナンスカルテ

さて、今日のメインテーマである、おウチ診断カルテ。
今回の現地調査でお邪魔したお宅で、こんなサービスが欲しい!
と、リクエストを頂きました😍

今回ご説明した内容を、ご家族が全く知らなかったようで、いたく感激してくださいました。
そして、もっと早く知りたかった!と、おっしゃっていただき、ありがたくも、住まい方の指導も含めたメンテナンスカルテがあったらいいのにと、ご提案いただきました♡

なので、このアイデアを丸パクリして、おウチ診断カルテの作成サービスを始めることにしました♡

手始めに今回作成したのが↓↓↓

画像
 

文字数が限られるのでなんとかまとめていますが、実際はもっとたくさん
お話をさせていただきました🥰

でも、このカルテがあれば、その場にいなかったご家族にも大まかな話の内容が伝わりやすいので一石二鳥❤ですよね❣

なので、今後、現地調査をご依頼いただいた方で、ご希望があれば、上記の写真のカルテと、現地調査の写真を合わせてご報告させていただきます♡

このカルテをもとにおウチの住まい方を見直してもらったり、メンテナンスの目安にしてもらえたらうれしいです!

 

今後も最新のイベント情報やブログの更新はインスタグラムのストーリーズにてお知らせしていますので、フォローしてお待ちくださいね❣
画面下のインスタマークからフォローできます🌈☺
さくまさちこ

さくまさちこ

職人一家で生まれ育ち、自然と建築業界に身を置くようになってはや30年。
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
2級建築士
既存住宅状況調査技術者
住環境福祉コーディネーター2級
競売不動産取扱主任者
ヨガインストラクター
3つの国家資格と、その他の資格をいくつか持ち、 不動産に関する総合的な知識と経験を活かして、 お客様のお家のお困りごとをお伺いして、 資産を守るお手伝いをしています。

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