山形県庄内(鶴岡市・酒田市)での空き家再生・活用。補助金・節税のアドバイスをする空き家のお医者さん

争っている場合ではない!?空き家問題と相続問題。

争っている場合ではない!?空き家問題と相続問題。

相続争いなんて、資産家かドラマの中の話と思ったら、意外と身近に転がっていました。揉めてる間に資産価値がどんどん下がってますよ!

 

1.空き家の所有に至る理由と、空き家が放置される理由

現在、社会問題にもなっている空家問題ですが、所有者の多くは親の家を相続して所有された方が大半を占めています。

その空き家をなぜ処分しないのかと言えば、以下の理由と言われています。

 

  • 親の荷物がそのまま(捨てられない・片付ける時間がない)
  • 両親の思い出が手放せない
  • 先祖代々の家屋敷を自分の代で手放せない
  • 親類が集まる場として年に数回利用している(帰省先など)
  • 遠方に住んでいるので手が回らない
  • 片付けや解体の費用がない
  • 誰に相談していいかわからない

 

よく耳にするのはこんな理由でした。

 

しかし、事実はもっと複雑で残酷でした。

ある専門家さんとお話しする機会があり、(守秘義務を守った範囲内で)色々お話を伺うことが出来ました。

 

空き家が放置されている理由の一つとして、大きな要因となっているのが、遺産相続で相続人同士がもめているからだというのです。

遺産相続で揉めているなんて、一握りの富裕層や、資産家一族、そしてドラマの中のお話かと思っていましたが、実際はごく身近にごろごろ転がっているのだそうです。

 

もめごと、ましてや親族でのうちわもめは表面化しづらいですし、専門家に相談したり、調停にって公的機関の仲裁が入っても、守秘義務があるので表面化しないのだそう。

 

 

資産がある家は大変ですねぇ・・・

 

なんてぼんやり聞いていたんですが、実際は、お金がないから揉めるケースもゴロゴロあるのだそう。

 

一般的に考えれば相続人とは、亡くなった方の近しい人。

つまり、子や、親や、兄弟がほとんどのはず。そんな近しい身内同士でそんなに揉める???

 

って思ってしまいますが、私の考えが激あまだったようです💦

 

 

2.1円でも多く遺産が欲しい理由

生きていく中で、お金はもちろん大事です。

 

お金がなければ生活できないですし、そもそも、必要経費が上がっている割に収入は上がらない、これはニュースにもなっていますし、私たちも肌で感じていることですよね。

 

マイホームの返済は70歳まで。

晩婚や高齢出産が増え、お子さんが大学を卒業するのが70代なんていうお父さんも増えています。

それなのに、収入は増えない、退職金は減る一方、年金の受給も先送りの可能性が・・・

 

なんていう現実を抱えているご家庭がおそらく多いのでしょう。

だとすると、わらにもすがる思いで、遺産相続に臨んでいる方が多いのもうなずけますし、近しい親族とはいえ、なりふり構っていられないお気持ちもよくわかりますね。

 

こうなってくると、日本の空き家問題はより深刻に感じますし、思った以上に闇が深い。

 

責任はどこにあるのかと言われると、相続人でもあり、被相続人でもあり、国でもあるような気もします。

 

 

3.なおさら資産の価値を守る必要があるのでは?

相続問題の解決には相当の時間がかかるのだそうです。

 

相続人全員の同意が必要なので、皆の同意を得るために何度も話し合いの場が必要でしょう。

近くに住む人ばかりではないので、一堂に集まって話し合う機会は年に何度もあるものではないでしょう。

通信機器や文書でのやり取りであれば遠方でも関係ないですが、タイムラグは必ず発生しますし、文字だけでの意思の疎通はまた別の問題が生まれる気がします。

さらに専門家が間に入るとなるとまた時間や費用が掛かりますし、調停となればもはや年単位での時間がかかることでしょう。

 

とはいえ、そこまで揉めるケースも全然珍しいことではないのだそう。

 

その間、空き家はどうなってるの???

もちろん、放置される場合が多いです😱

 

現金や劣化しない動産なら問題ないですが、家はどんどん劣化します。

劣化するということは、資産としての価値が下がってしまうということです。

 

1円でも多く相続したいがために、資産の価値を何十万、何百万という単位で失っているかもしれません
せめて、空き家だけでも、資産価値を守る必要があると思います。

 

方法としては、適切な管理、この一択です。

適切な管理についてはブログ記事を参照ください。空き家管理代行サービスの選び方

 

 

4.我が家の遺産相続

全く参考にならないとは思いますが、我が家の遺産相続のルールをご紹介します。

 

うちはこのルールがあるので、祖父母と母がすでに亡くなって遺産相続を経験しましたが、一度も揉めたことがありません。

なので、遺産相続で揉めるのはドラマの中のお話だと思っていたんですね😅

 

■わかりやすく一子相伝

これは相続するのは必ず一人だという意味です。

祖父母が無くなったときは父が相続人。

母が亡くなったときも父が相続人となりました。

 

父が全部持って行ったような感じに見られてしまいますが、全くその通りで、つまり、家とお墓を守っていく人が相続します。

その他の相続人は当たり前に相続放棄をします。

 

 

わりと古い家系だったわが家は、決して資産がある家ではなかったと思うのですが(むしろ貧しかったと聞いています)相続を一子相伝にすることで、資産を分散させることなく、脈々と家系をつないできたのだと思います。

 

理にかなっていますし、子供のころからそう教えられたので、みんな当たり前のこととして受け入れているというのが、家系を守り、親族も円満に過ごしてきた理由なのだと思います。

 

 

5.損か得かしかないのか?

お金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったもので、世間的にはこの言葉のとおり、遺産相続で揉めて縁が薄くなる方も少なくないとか。

 

わが家のルールを前章で紹介しましたが、それを一般的な常識にするのはおそらく難しいでしょう。

 

遺産相続に関する法律で決められたルールがある以上、そちらが一般的なルールとなるので、もらえるものはもらいたい、正当な資産を受け取りたいと考えるのは当然でしょう。

 

 

しかし、家やお墓を守っていくのはとても大変です。

お金もたくさんかかります。親族が集まれば食事や寝床を提供し、観光に連れ出し、自分たちはどこにも自由に遊びにも行けません。

家やお墓を継ぐとはそういうことです。

 

そういう、親族の中心となる人に感謝の気持ちがあれば、「平等」の意味合いも変わってくるように思います。

日本人独特の美学「ゆずりあい」「遠慮」「思いやり」こんなときに是非発動したいものですね。

 

 

6.まとめ

遺産相続を長引かせることは誰の得にもなりません。

さっさと財産分与をして、適切にお金や資産を管理・運用した方が、資産の価値は上がります。

思いやりを持って、前向きに、円満に解決していただき、不動産を放置することなく上手に活用していただきたいと、空き家のお医者さんは考えたのでした。

出過ぎた話題を語ってしまいました😅

どこかで誰かの役に立てばうれしいです❤

 

建築士の目線で
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さくまさちこ

さくまさちこ

職人一家で生まれ育ち、自然と建築業界に身を置くようになってはや30年。
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
2級建築士
既存住宅状況調査技術者
住環境福祉コーディネーター2級
競売不動産取扱主任者
ヨガインストラクター
3つの国家資格と、その他の資格をいくつか持ち、 不動産に関する総合的な知識と経験を活かして、 お客様のお家のお困りごとをお伺いして、 資産を守るお手伝いをしています。

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