昨日に引き続き、アンガーマネジメントセミナーに参加して、怒りの対処法を学びましたのでお伝えします。
目次
1.嫌な感情(主に怒り)に巻き込まれないための練習3ステップ
1.感情に気づく
・あなたの感じている感情の正体はナニ?
・感情に気づいて冷静になる
・ほんとうは怒りたいんじゃないよね?
2.認知に気づく
・認知を変えて怒りの感情の発生を減らす
・同じ経験をしても起こる人と怒らない人がいる
・怒ることが当たり前になってない?怒る必要ないよね?
3.対処法を増やす
・腹が立っても、パニックになっても、できることがあるはず
・仕方ない、を乗り越えよう
2.いやな感情の対処法
うまく説明できるかわからないんですが、学んだことをお伝えしますね。
そもそも、感情ってどれくらい続くかというと、よく6秒って言いますよね。
たしかに怒りは瞬発力があって、一瞬の激昂のままに怒りを表面に出してしまうとむしろ怒りが持続してしまいます。
一瞬の激昂をひとまずしのぐことが出来れば、いやな感情をいやな表現で伝えずに済むかもしれません。
そして、2時間もすれば、もう何事もなかったように日常生活に戻れるものです。
では、そのための対処法を3つご紹介します。
①マインドフルネス
感情に気づき、受け止めること。
これがなかなかむずかしい。
コツは、判断しないこと、だそうです。
物事をありのまま受け止める訓練です。
実際に練習したのは、瞑想しながら自分の呼吸や体の状態を「感じる」でした。感じたことを分析したり判断したり自動思考に陥らないで、ただ、感じることを訓練することで、自分自身のありのままの感情に目を向けられるようになるそう。
②ストレスコーピング
ストレスを感じた時に起こすアクションを決めておくことのようです。
その場でできる簡単なものから、時間がかかること、何日もかかることでもいいので、30個上げてみました。
たとえば、
■その場でできること
深呼吸
空を見上げる
その場を離れる
コーヒーを飲む
数を数える
■時間がかかること
長風呂
映画を見る
歯を磨く
凝った料理を作る
お笑い番組を見る
■何日もかかること
旅行
断捨離
大掃除
などなど、いやな感情になったときにやる行動をあらかじめ決めておくことで、瞬発的な怒りをやり過ごすであったり、感情のリフレッシュを強制的にできるように訓練することのようです。
③天使の言葉・魔法の言葉
嫌な感情になっても、否定も肯定もしない。
第三者の目線になって、自分自身に声をかけてあげる。
-
怒るのも無理ないよね
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我慢しなくていいよ
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不安でも仕方ないよね
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うらやましいよね
-
キャラじゃん?
-
そんなこともあるよ
思っていなくてもいいので、とにかく声に出して自分に語り掛けることが重要。
言霊で自分の脳を洗脳していく効果があるそう。
行動が感情を変えていくので、とにかく積み重ねる。
3.感情のマネジメントは筋トレと一緒?
感情のマネジメントは、心の健康状態にもつながります。
日々、積み重ねて、習慣化させていくことで常態化させていく必要があります。
筋トレと同じく、毎日の積み重ねが大事なんですね!
ちなみに、
上手に怒れるようになると・・・
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怒っても人に好かれる
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自分が苦しくない
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人間関係で起こる苦痛が軽減される
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仕事・家事の効率アップ
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心や体が不調になりにくい
-
職場や家庭でも穏やかに楽しく過ごせる
こんな風になれたら、毎日がとても生きやすくなりそうですね🥰
4.人を変えるのは無理
出来事の受け取り方は三者三様。
同じ出来事でもストレスととらえるかは人それぞれ。
自分が怒りを感じるからと言って、他の人も同じとは限りません。
むしろ、同じ思考をする人は一人もいないと思ったほうがいいかもしれません。
だとすれば、怒りを爆発させたところで、あなたの感情を素直に伝えたところで、相手がどう感じるか、相手がどう対応してくれるか、これは誰にもはかり知れません。
あなたの思い通りの反応が返ってくるなんてことは絶対にないと思ったほうが、むしろストレスが少なくて済むような気さえします。
となると、
一番簡単なのは、自分が変わること。
もちろんそこには努力もストレスもありますが、
人を変えることよりは簡単でストレスも少ない気がします。
毎日、感情と向き合うことで、
毎日顔を洗うように、
毎日歯を磨くように、
ふつうにあたりまえに感情をコントロールできる日がいつのまにか訪れているのかもしれませんね。
いつか、、、
感情のコントロールに苦しむひとみなさんにこのセッションが届くといいなって思います。
生きにくいと感じている皆さん、
自分次第でなりたい自分に、いつでもなれるみたいですよ!
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