山形県庄内(鶴岡市・酒田市)での空き家再生・活用。補助金・節税のアドバイスをする空き家のお医者さん

ADHDという言葉に出会って、人生の舵を取り戻すまで

友人の子どもたちが、思春期を迎えるような年齢になった頃。
子どものことで悩む友人の話を聞く中で、
私はどうしても「親の目線」ではなく、「子どもの目線」で考えてしまう自分に気がついた。

生きづらさを感じているのは、子ども本人だ。
戸惑い、不安を抱えているのも、本人だ。

「生きづらい」「うまくいかない」と感じる理由を、
周りがどれだけ考えても、
最後に人生を動かすのは、本人しかいない。

それは、大人になった今の私自身が、身をもって知っていることだった。

私は子どもを育てているわけではない。
けれど、かつて「生きづらい子ども」だった一人として、
今もなお生きづらさを抱えながら生きている。

だから、ここに書こうと思った。
数人でもいい。
生きづらさを感じている大人や、
「自分はADHDかもしれない」と不安を抱える誰かに届けばいいと思って。

生きづらいと感じていた理由が、ずっとわからなかった

子どもの頃から、私はずっと生きづらさを感じてきた。

今振り返っても、人より何テンポも遅れている感覚がある。
その場では気づけず、あとになってから理解することが多かった。

第一印象は悪くない。
人当たりもいいと言われる。
でも実際は、かなり無理をしていた。

空気を読み、合わせ、失敗しないように神経を使う。
それでも、「察しが悪い人」「少しズレている人」
そう思われているのではないかという不安が消えなかった。

友人関係や家族関係も、気づけば薄くなっていった。
仕事も長く続かず、
二年から三年ほどで環境が変わることが多かった。

「人生がうまくいかない理由」が、ずっとわからなかった。

親にもわかってもらえない生きづらさを抱えていた

親でさえ、私が生きづらさを感じていたことに、
割と最近まで気づいていなかった。

正直、ショックだった。
親のくせに、何も見えていなかったんだなと感じたし、
うっすらとした怒りや軽蔑もあった。
遅すぎる反抗期だと思う。

その頃の私は、
自分の性格や生きづらさを、育ちや環境のせいにしていた。

すべて人のせいにして、自分を正当化しようとしていた。
でも、それで幸せになることはなかった。

「誰にも理解されない」
「この世にひとりぼっち」
そんな感覚だけが強くなっていった。

大人になって「ADHDかもしれない」と思って、ほっとした

そんな中で、ASDやADHDという言葉を知った。

特性を知れば知るほど、「自分もそうかもしれない」と感じた。
そして、正直に言うと、ほっとした。

障害かどうかをはっきりさせたい、というよりも、
「理由があった」と思えたことが大きかった。

私がダメだったわけじゃない。
誰かのせいでもない。
そう理解できたことで、
ようやく自分を許せた気がした。

思っていた以上に、
多くの大人が「生きづらさ」や「発達特性」を抱えていることを知り、
安心した自分もいた。

ADHDを公言することに迷いを感じた理由

「私、ADHDかもしれない」

そう言うと、
「そんなふうには見えない」と言われることが多い。

一方で、
「そうかもね」と言われると、少し救われる気持ちもあった。

でも同時に、
それが“免罪符”のように見えてしまうことへの怖さもあった。

甘えていると思われたくない。
感情のコントロールが苦手なことや、
人付き合いが苦手なことを、
正当化している人間に見られたくなかった。

この言葉を、水戸黄門の印籠のように使いたくはなかった。

ADHDの特性と、甘えずに付き合うという選択

今の私は、こう思っている。

特性に甘えすぎるのも違う。
でも、否定するのも違う。

直すことはできない。
だからこそ、上手に付き合う方法を探す必要がある。

試行錯誤は続いている。
生きづらさが消えたわけではない。

それでも、
自分を少し客観的に見られるようになった。

生きづらさは消えないけれど、楽になったこと

感情のコントロールはいまだに苦手だ。
正直、劇的に人生が変わった感じはしない。

でも、
「また私、こんなことでイライラしてるな」
そうやって笑える瞬間が増えた。

生きづらさは変わらない。
ただ、自分の扱いやすさは、確実に上がった。

自分の悪いところを直すより、いいところを活かす

悪いところを劇的に変えるのは難しい。
でも、いいところを活かすことは、思ったより難しくない。

これまでは、
できないことを直そうとして、
ずっと自分を修正し続けてきた。

集中できるときの没入力。
興味のあることへの粘り強さ。
一気に動ける行動力。

そういう部分を、ちゃんと使えばいい。

生きづらさを感じている大人へ伝えたいこと

私はまだ道半ばだ。
答えを持っているわけではない。

ただ、
問題も、解決も、自分の中にあると気づいたとき、
人生の舵を自分で切っている感覚を持てるようになった。

うまくいっても、うまくいかなくても、
それが自分の選んだ道だと思えると、納得できる。

大人になると、選べる人生が増えていく

子どもの頃は、選択肢が少ない。
だから、生きづらさを抱えるのは仕方がない部分もある。

大人になると、少しずつ選べるものが増えていく。
焦らなくていい。

そう考えると、
歳をとるのも、案外悪くない。

ただ・・・
ADHDだという診断をきちんと受けたわけではない。
ただただ、そうだったらいいな。
という、個人的な希望的観測ですので悪しからず・・・

今日の記事はここまで。
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さくまさちこ

職人一家で生まれ育ち、自然と建築業界に身を置くようになってはや30年。
宅地建物取引士
賃貸不動産経営管理士
2級建築士
既存住宅状況調査技術者
住環境福祉コーディネーター2級
競売不動産取扱主任者
ヨガインストラクター
3つの国家資格と、その他の資格をいくつか持ち、 不動産に関する総合的な知識と経験を活かして、 お客様のお家のお困りごとをお伺いして、 資産を守るお手伝いをしています。

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